夏休みと言えば、花火、花火もエコブームのようです

夏休みといえば花火、私が子どもの頃は、親が仕事から帰ってきて、晩ご飯をたべた後に、花火をするのが楽しみでした。夏休み入ってすぐくらいから、お盆の頃くらいまで、毎週くらいしていたかもしれません。

さあ、今年も花火どうしようかなと考えていたところ、お盆前のスーパーの広告にある花火が載っていたので気になっていました。

広告に載っていた花火

 

なぜこの花火が気になったのか

英ちゃん
英ちゃん

右の花火と左の花火、よくスーパーなどでみかける花火と何が違うと思う?

まるるん
まるるん

1番の違いはサイズだよね。

一般的にスーパーなどで売られている花火のサイズは、画用紙の八つ切りサイズ以上のものが多いと思います。そこに、見映えよく色とりどりのパッケージに入っている花火の小袋が見えていると思います。

もし、スーパーなどで、カゴにいれたら、だいたいカゴが花火でおおわれるし、立てていれても、カゴの持ち手に当たるので、花火は別に持つか、レジに行く直前に手にとることが多いかと思います。

そんな平面が広い花火のパッケージが多い中、写真でみるとコンパクトに見える気になる花火。花火のパッケージって薄いんだけど、意外と場所をとるんだよね。
売り場で買ったそのままの状態で持って行こうとすると、カバンに入らない、自転車のカゴだったら、はみでるし、移動時に困るのです。

90本の花火を持ったら

試しに、90本の花火をつかんでみました。大人が片手に全部持てる量です。袋から出せば、これくらいの量にしかならないのに、それを広げて、魅せて売り場にあるので、どうしてもパッケージのままだと大きくなってしまっているのですね。

 

売り場で実際に手に取って気がついたこと

花火の大袋は、目をひいて買ってもらうっていうのが主流なので、「〇〇映え」するとか、キラキラとか、とにかく袋がカラフル。

袋から見える中身の見映えにもこだわる花火が多いなか、右の花火はecoを前面に押し出している。そして、なんといってもこの花火の袋は紙なのです。

プラスチックを使っていない。

このeco花火のパッケージを見る限り、袋の中の花火は、小分けでさらに小さい袋の中に入っていないのではないかと思われた。

そして、それは、ビンゴ!だったのです。

この花火を選んでよかった最大の理由は

花火をしたことがある人なら、1度は経験したことがあるであろうこと、それは「花火をしようと思ったはいいけれど、袋を開けてから、花火をするまでにとても時間がかかる」ということ。

これはどういうことかというと。。。

花火は暗い中でします、毎回、花火をしているときにイラッとしているのは、やたらとセロハンテープでとめてあって、それをはがす作業と、数本ずつ、小分けのビニル袋に入っているのを、一袋、一袋、袋からだす。

その小袋も、セロハンテープで固定されていたりするので、暗闇でやってるのに、花火の袋をあける⇒花火のついている厚紙を全部出す⇒セロハンテープはがす⇒小袋から取り出す⇒ようやく点火。と、花火をするだけでも、わりと一苦労。

英ちゃん
英ちゃん

花火をしているのに、袋から花火を出して準備している時間の方が長く感じるよね。大人も遊びたいのに、子どものために、袋から出してあげてたりしているうちに、なんか終わっている。

 

 

手持ち花火をする様子

小袋には、自分がこれからする花火は、どんな花火なのかと書いてあるので、視覚的に想像がつきやすいのもあるけど、打ち上げ花火や、変わり種の花火以は、「花火の先端に火をつける⇒火がついたら、火花が散り始める⇒花火が短くなったら終わり」なので、手持ち花火に関しては、どんな花火を選んでも、そこまで当たり外れがないと思う。

また、これまで、何百本って花火で遊んできた大人と一緒なら、形状から、これはどんな感じの花火かと想像もつくから、別に個包装ではなくても「袋から花火出す⇒花火手に取る⇒点火する」のステップが、暗闇でもすぐできるのは、ホントにポイント高い。

そう、この花火の最大のポイントは、セロハンテープでとめられていないということなのだ。

割り箸の袋にはいっている花火

プラスチック包装に入れる代わりに、割り箸の袋っぽいものに入っていた花火。

和紙でとめてある
この花火のパッケージに書いてあったけれど、包装資材プラスチック100%削減、つまり、包装に関わるプラスチックの使用はゼロってこと。

キラキラした映え目的のパッケージでは決してありませんが、花火をするという目的は十分に果たしてくれると思います。実際にこの花火をした感想は後日。

コンパクトだけど、プラスチック路線の花火

プラスチック包装の花火

写真の花火は、サイズこそコンパクトでしたが、袋を開けて中身をみてみると、ほぼプラスチックの袋に入っていました。
パッケージをコンパクトにした分、本数10%増量とはなっています。

花火をする側としては、同じ金額で、より多くの花火ができるのはうれしいです。さらにこちらも、セロハンテープはつかっていませんでした。必要な作業は、「袋から花火を出す⇒小袋からだす⇒花火を手に取る⇒点火する⇒ビニルゴミの処理」と、花火以外のビニルゴミの処理等がプラスされます。

左右の花火はどちらも、同じ会社なので、作っている工場も同じかもしれません。プラスチックパッケージの方は、中国からの輸入でした。ecoパッケージの中に入っている花火も中国からの輸入でしょう。

景品などでもらう花火の中身は?

ラジオ体操がんばったご褒美でもらった花火です。

袋から取り出してみると、3種類、5本の花火が入っていました。
パッケージがどれだけ見映えをよくしているかわかりますね。

そして、花火の材料費、人件費、輸送費、利益を考えたら、100円の内訳ってどうなっているんだろう。

日本に流通している花火が全部ecoパッケージ仕様ではなく、中国で作った物を、輸入して、輸入した物を日本でそれぞれの花火セットに詰め直しているのだろうから、小袋にいれた花火はこれからもずっとあると思うし、スーパーやドラッグストアがどういうものを仕入れるかによって、私たち消費者が手にできる物は決まってくるけれど、個人的には過剰包装はのぞんでいません。

包装がすくなければすくない程、花火をするときの手間が減るし、イライラも減るし、そして花火をし終わった後の片付けもしやすいです。

今年はもう花火をしましたか

線香花火

夏休みに入ってすぐに、いとこが泊まりに来るというので、花火を買って準備していました。もちろん、その時はパッケージをみて買っただけです。

私はレッスンだったので、その時の花火の中身も様子もわからなかったのだけど、翌日の花火の燃えかすの残ったバケツを見て、びっくりしたんです。

何にびっくりしたかというと、バケツに入っている花火の本数。

私は子ども達に聞きました。

昨日、全部花火を使わなかったの?

え?全部したよ。

あれで、全部だったの?なんか、少なすぎない???

うん、あっという間に終わっちゃった。

100円ショップとかではなく、わりと大きめの袋に入った、見映えのよさそうな花火をスーパーで買ったのですが、袋を開けてみたら、そんな状態だったそうです。
たくさん楽しむなら、1人が一袋くらいのつもりでいないといけないかしら、と思えるようなエピソードでした。

これまでは、長く遊べる「全部で4000秒」とか、花火一袋分の秒数が書いてある花火などをみかけて、購入したこともあるし、「けむりが少ない」とか、「小さい子も遊べる」とか、「片付けが楽」という言葉にひかれて、いろいろと購入してきました。

今年購入したのは、「パッケージのコストを削減したことで本数が増量」の花火と、もう一方は、「花火の本数50本以上」と、具体的な本数が書いてあった花火です。これだと1人何本くらいできるかなと、計算もできますね。

手持ち花火も楽しいですが、ちょっと足をのばして見に行けるなら、やはり夜空にさく大輪の花も、欠かせませんね。

 

夏休みも満喫しつつ、1学期の復習や2学期の予習を一緒にがんばりませんか。
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