小学生、中学生、夏休みの宿題、いきなりはじめるその前に

夏休みの宿題を受け取ったら、まずすること


夏休みが始まり、一週間が経とうとしています。

今年は例年より宿題が多いと感じるのは気のせいか。

宿題の量に圧倒されて気持ちが下がる前に、宿題の整理と計画を立ててから取り組みましょう。

まずはどんな宿題がだされているかチェックしてみましょう。


○コツコツドリル系。

 

○気が向いた時や、閃いた時に一気に。

○完成までに時間とデータが必要なもの。

○練習が必要なもの。 などをまず分類します。

分類したら次にすることは

宿題の束は、我が家の場合は封筒に入れて渡されましたが、この封筒から毎回出し入れするたびに袋がどんどん破けていく。

封筒の中身がわからない。

そこで、透明なチャック式の袋に移し替えます。
チャック式も面倒であれば、ファイルにいれます。
大事なのは、中身がこぼれ落ちなくて、中身が何かわかるものを準備します。

そして使ったらここにもどす。

面倒でも、重くてもそれ一式を持って移動すれば、それさえ持っておけば

どこでも宿題ができます。

次に、付箋を準備します

それから、私は、問題集とプリントの全部のページに付箋を貼りました。

終わって答え合わせが終わったら付箋を外します。

付箋が付いているところがまだ終わってないページ。

 

毎回こどもの様子をみて感じることは、ページを探すのに時間がとられすぎ。

毎回、毎回、していないページを探すのが面倒。
時間がもったいない。

 

ただし、何でも貼ればいいわけではなく枚数やページが薄い場合に付箋は使ってください。

100ページとかあったら、ちょっと逆に大変です。

また子供によっては、付箋の数を見て気持ちが下がる場合もあるので、「これ、嫌だわ」って言ったら、無理して付箋を貼ることはありません。

付箋が一枚ずつ減っていく、それがゲームみたいに思えるタイプはこの付箋もおすすめ。


ただし、この付箋貼りこだわり過ぎると、そこに時間が取られてしまうので、特に、飛び飛びで問題をとくようなもの、毎回、毎回、探さないとすぐに問題に取り組めないものに関しては有効利用してみてください

色や幅や材質にこだわらず、淡々と「ペリ、貼る、ペリ、貼る」です。

一冊が全部同じ教科の場合や、連続ものの場合は、範囲のスタートと最後のページに付箋を貼り、終わったところまでにまた別の色で付箋を貼ると、次回そのワークをする時に、すぐにはじめられます。

気持ちがノッテいる時に、すぐにページが開けないよりも、自分が取り組むページがすぐに出るほうが、スタートダッシュが違います。


大切なのは我が家のペースや環境、何よりも子どものタイプにあわせること

親子で何をどれくらい夏休みにするのか、把握してから過ごすのと、気が向いた時や気が向いた教科やプリントをするのとでは、夏休みの後半に差が出てきます。

それから、友達と遊んでて、「もう宿題終わったよ」って言葉を7月の第一週で聞いても焦ってはいけません。

我が家は我が家のペースがあります。

学校の宿題はさっさと終わらせて、塾の宿題に追われているからかもしれないし、他にすることがあるのかもしれない。

あるいは、早く夏休みの宿題を終わらせたくてやっつけ仕事で終わらせたのかもしれない。

ただ単に、したかったからしていたら終わったのかもしれない。

夏しかできないことをするってのもありますが、さっさと終わらせたはいいけど、何にも学習してなかったら、勘と計算力や単語力振り出しに戻ります。


上記にも書いた、「やっつけ仕事」で宿題をするというのはかなり要注意です。

そして、もう一度付箋の出番です。


間違ったところは、色を変えてまた付箋をはっておきましょう。

少し時間をおいて、その問題に取り組みます。できていればとりあえずOK。
でも、また同じ間違いをしていたら、そこは理解できていない可能性が高いので、じっくりと取り組みます。

大事なのは、1学期の苦手をこの夏休みに克服し、2学期にそなえることなのです。
土台がしっかりできていれば、2学期からの新しい学習にもスタートが違ってきますね。

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