2025年度、中学生の教科書改訂の年です。2025年度入学の中学1年生は、新しい教科書で中学英語がスタートします。新小学4年生までは、新中学1年生が使う1年生の教科書を使用予定となります。新小学6年生は、中学生の間は改訂された教科書を中学3年生まで使うことになります。
小学生英語と中学生英語のギャップが大きすぎる
小学生までは英語がとっても好きだったのに、中学生になった途端に、英語嫌いが増えてしまっているのが、現在の学校英語の実態です。
英語倶楽部パイロットの教室で使用する、中学生の教科書準拠のテキストを見ると、中学1年生の問題集の太さが、中学2年生、中学3年生のテキストの1.5倍くらいあるように感じます。
中学1年生で扱う英語の量が本当に多くなっているのです。
いろいろなところで中学校の英語についての話を聞いているかもしれませんが、小学校で習っているという前提で、小学校の英語の時間に触れたであろう約600語の単語を、中学に入ると、「話す」「聞く」だけでなく、「書いたり」「読んだり」できないといけないのです。
「話す」「聞く」がメインだった英語学習に、「書く」「読む」も加わってくるのです。
「読む」ことや、「書く」ことは、練習がいります。小学校の英語の時間だけでは、この「書く」ということはあまり重視されていないので、本格的に「書く」ことをスタートするのは中学になってからという子が多いのが実情です。
この「読み」「書き」が意外とくせ者なのです。
小学英語と中学英語のギャップをなくしたい
一昔前までは、英語が得意や好きな子、英語に対してまぁまぁできる、英語が苦手の3グループにわかれていて、まぁまぁの中間層が多く、得意な子(いわゆる出来る子)と苦手な子が同数ずつぐらいの感じだったのですが、最近は、二極化になってきています。
英語ができる子と、英語が苦手な子との二極化です。
中間層がいないのです。
先日、塾用教材の展示会に行ってきたのですが、教科書会社の方も、それに関しては、ひしひしと感じているそうです。
そこで登場した中学英語への橋渡しコース
中学英語への橋渡しコースは、小学校の間にできるだけ「読む」「書く」こともできるようにしていくクラスです。
年齢が小さい子は、英語のフレーズをまるっと覚えてしまうので、英語の歌を歌ったり、英語に合せて体を動かしたり、英語の手遊びをしたりするのが得意です。
しかし、年齢の小さい子に、「英語の歌をそんなに歌えるなら書いてみよう」と言っても、それを書くことはできません。
真似して発話するのと、英語の文字を見て読むことと、英語の文字を聞いて書くことは、また別のことなのです。
英語の読み書きは、鉛筆を自力で握ってしっかり書けるようになった頃からスタートできますが、小学校低学年と、小学校高学年では、年齢や発達段階に差があります。
そこで、英語を習いはじめ、または、小学校低学年の生徒さんには、英語のリズムと読み書きを楽しく学ぶクラスを作っています。
中学校の英語の教科書をレッスンで使用します
中学校に入るまでの、1年あるいは、2年をかけて、実際に中学校で使用する教科書にも少しずつ触れていきます。
・教科書の音読
・単語の読みの確認
・文のしくみを学ぶ

ゲームの要素、楽しみながら英語を学ぶ時間もしっかりあります
ゲームなどを通して、楽しみながら英語にふれていくという時間も大切にします。
レッスンのすべての時間が、問題集をただひたすら解くだけにはしません。
問題集を解くことだけが、英語学習でもありません。
慣れ親しんだライモーフォニックスカードを使用して、新出文法をゲームを通して練習していきます。
ライモーフォニックスカードは、使用回数が多いので、はじめてライモーフォニックスカードに触れたとしても、遊ぶうちに、だんだんと慣れ親しんでいくようになります。
2025年度の中学英語への橋渡しコースについて
対象:小学5・6年生
時間:17:40-18:40
曜日:火曜日
場所:西方寺参道教室
料金:6000円(税込)、新規入会金1000円、年会費1200円
定員:6名まで(途中入会可)
持ち物:ライモーフォニックステキスト、市内中学使用教科書、教科書準拠テキスト、筆記用具、ふせん紙
使用教材:ライモーフォニックステキスト、市内中学使用教科書、教科書準拠テキスト
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