夏休みの宿題は、いつまでに終わらせようと計画していますか。
気持ち的には、親も子も早く解放されたい気持ちでいっぱいと思いますが、実際にそうはいかないことの方が多いかもしれませんね。
我が家は、ざっくりと、8月のお盆までには、ほぼ必須のものを終わらせて、残りはプラスアルファで興味のあることにチャレンジしています。
子どもたちの傾向をみてみると、得意なものは、さっと取り組めるようですが、苦手なもの、面倒なもの、すぐにできないものは、どうしても後回しになってしまうようです。
そこで、2023年度から英語倶楽部パイロットでは、夏休みのお盆前に、あるイベントを開催することにしました。
その名も「宿題ゼロ→1大作戦!」
夏休みの宿題がなかなか終わらないのはなぜ
自分のこどものころの夏休みの宿題に比べたら、夏休みの宿題の量は減っているように思えます。
以前は、全部の種類をやって提出しなくてはいけなかったけれど、今は、選択式になってきています。もちろん、やりたい子は全部取り組んでもいい。
選択式になったとはいえ、ドリルなどは、まだまだ必須の項目になっていますね。
でも、その必須の項目のドリルが、すぐに終わる子と、終わらない子の違いは何か。
これって、日々の学習にもあてはまることだと思うけれど、わからないものは、どうしても手が止まってしまいます。
夏休みのドリルは、復習がメインなので、すでに習って知っていることが前提で進んでいます。なので、学校で習ったときに、理解できないままにしていると、当然、復習の時も、自ら進んで取り組むことができないのです。
どこでつまずいているかを、把握しないで、「宿題は終わったの?」「もうできたの?」って聞かれるのは、子供にとってつらいですね。
自分で計画して、言わなくても、勉強をしてくれたら、どんなにいいだろうと思ったことはありませんか。
でも、自分の力でそうなっていくには、そのやり方を学ぶ必要があると前々から思っています。
子どもができないのは、やり方を知らないからではないのか。
やり方さえわかったら、取り組めるように、背中をおす。
でも、そのやり方を教えることなく、背中だけおしたり、「とにかく自分の力でやろう」、「自力でできなくてどうするんだ」と、口だけが動いていることがあるのではないでしょうか。
この子が大人になったとき、またその子が自分の子供の宿題をみることになったときに、適切なアドバイスができたり、サポートができるようになったらいいから、今は、自分で全部できなくてもいいから、その代わりにやり方を見せる、取り組み方のイロハを教える、手取り足取り、一緒に取り組んでみる。
逆に、それができるのが、夏休みなのかなと思います。
宿題ゼロ→1大作戦に参加するとこんなメリットが
♥宿題がどんどん進む
♥宿題の取り組み方のコツやヒントがわかる
♥一人じゃなくて、みんなとするので楽しい
♥教えあいができる
♥宿題がおわる
♥宿題の先のものへ意識がむく
宿題ゼロ1大作戦は、どの教科、どの宿題でもOKにしています。
普段の英語のレッスン以外のものを取り組むときの、子供たちの特徴もわかって、アドバイスの参考になります。
ここに目を向けたらいいよ。
このやり方は、こうやってもいいんじゃないかな。
一人で、勉強していると、いつのまにか、その子のクセがでてきやすいです。
ついついやりやすい方法を選んでしまっている。
実は、あまりやっていても効果的な宿題の取り組むになっていない場合もある。
その子の勉強のクセ診断にもつながる、宿題ゼロ1大作戦。
そして、このイベントは、生徒さん達や、保護者の方にも喜ばれています。
家庭での学習につながるアドバイス
問題集を解くこと、紙の上での学習、タブレット学習だけが、勉強ではありません。
いろんな勉強の仕方のクセがわかったら、ご家庭へフィードバック。
これらはほんの一例ですが、ちょっとした工夫で、子供の勉強に向かう意欲が変わってきます。
また、苦手なところを親も把握していると、声かけの仕方もかわってきます。
わかっていると思っていたのに、実はわかっていなかったことがわかると、かける言葉もかわってくるはずです。
そして、これは、親にとっても、子にとっても、大事なポイントです。
親子の理解の行き違いをなくし、勉強への意欲も育てる。
夏休みって、宿題を終わらせることだけに気持ちも目も行きがちですが、「なんでここで、手が止まってるんだろう」、「なんでページが進んでないんだろう。」ってことに気がつけて、学校の授業が進んでない夏休みの間に、わかっていないところを、わかるように伴走できるのが、この長い休みの期間じゃないかなと思います。
そんな夏休みの宿題をするときには、この記事も参考にしてみてください。
「英語のリズムと読み書きを楽しく学ぶ」コース【小学生】
「中学英語への橋渡しコース」
「志望校合格を目指す基礎~発展」コース【中学生】
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