どの子もはまる可能性がある症候群
もしこの症状にあてはまるなら、なんらかの対処が必要です。
その名も「be動詞突然現る症候群」
You play tennis.を疑問文にしなさいという問題で
Are you play tennis? と書く、中学生の多さ
are ってbe動詞だけど、どこかにあった?
時間が経つと、見慣れるからか、聞き慣れるからか、書き慣れるからか、playの時は、Do you play tennis?と書ける中学生が増える。
これは、You play tennis.の問題が出た時に、いつもDo you play tennis?って書いてきたから、そう書いている中学生は多いと思う。
You study Japanese.
これを疑問文にすると。
これを疑問文にすると。
Are you study Japanese?と作る中学生現る
主語がyou だったら、疑問文はAreって思ってるんじゃないだろうか。
Are you happy?も You play tennis.も同じって思っているのでは。
それは、半分、いや3分の2以上、あたっていると思う。
小学生や、中学生になったばかりの子は、ほとんど意識してない
中学生も、そして中学校の内容を学習し始めた小学生も、英語の単語を、これが「be動詞」「一般動詞」「形容詞」なんていちいち意識していない。
子ども達は、耳で聞いた事があるフレーズを言っている。
子ども達は、見た事があるフレーズや文章を書いている。
これは悪い事ではなく、むしろ普通の流れ。
今まで使ってきた言葉、話してきた言葉、見てきた文章があるから。
小学校の国語で、「誰が」「どうする」とか、「主語」とか「述語」という言葉を習っていて、ちょっと、文のしくみをかじり始める。
具体的に意識できるようになり始める。
「なり始める」であって、まだマスターはしていない。
そして、英語で「主語」っていうことばがでたときに、それと結びつく事で、ちょっと理解できるようになるかな、くらいです。
どんな時にその症状がでるのか
「be動詞突然現る症候群」がでてくるのは、「be動詞」と「一般動詞」という概念が、まだ自分の中に落ちていない場合が多い。
上記に書いたように、動詞がplayだろうが、studyだろうが、goだろうが、これが「一般動詞」って理解していたら、少しくらい動詞が変わっていても対処できるのだけれど。
Are you って書いてしまう場合は、どれが動詞とかっていう意識がほとんど行っていない段階。
あるいは、知っている文章、今まで解いてきた問題が、この答えを書くことであっていたとか、それで〇になったから、だからここでも、これを選択しておこう、これを書いておこう。
「あ、正解」だった。
次も、これが出た時は、このように書いておこうというパターン。
この方法も、一つの方法ではありますが、
リスクが高いし、応用できない。
動詞が何になっても、主語が誰でも、押さえておくポイントが理解できたらどんどん応用できるのだけど。
英検でリスニングに救われて、合格している人は、過去問でいいので、文法が満点か、満点に近くなるまで復習したり、学習することをオススメします
そこを埋めておかないと、中学校に入った時に、「be動詞突然現る症候群」がつきまとってくるかもしれませんよ
でもね、 「be動詞突然現る症候群」は、なおせるから。
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