英語って何から勉強していますか
学校の教科書の単語って、アルファベットの名前読み、いわゆる、エイ、ビー、スィでは読めない。
学校のだけではなく、英語の単語は名前読みを知っているだけではほとんど読めない。
ためしに、よくでてくるdogやcat。
ディ、オウ、ジーやスィ、エイ、ティを何回いったところで、dogって読めない、catだって。
だけど、英語といえば、アルファベットの名前読みからのスタート。
そして、実際の単語を読むときは、”Repeat after me.”
見て、覚える。
聞いて、言うのをマネして、覚える。
小テストするから、次までに覚えてくる。
書けるまで何回も書く。
すぐに言えない子には、カタカナで書いたりすることもある。
とっさに読めなくても、このカタカナが一時的に助けてくれる。
とりあえずの応急処置がこのカタカナで救われても根本の解決にはなっていない。
子供たちは、英語を読みたい。
子供たちは、読みたいのだ。
本当に、自分の力で英語が読めるようになりたいのだ。
じゃあ、読めるためにどうする?
まず思い浮かぶのが。
英語覚えよう。
フラッシュカード、単語帳、小テスト。
それも方法としてはあります。
一見遠回りのように思えるかもしれないけれど、英語の文字と音の関係を学ぶフォニックスを学ぶのはおすすめ。
英語を母語として育った子は、生まれてからたくさんの英語のシャワーをたくさんあびてきている。
なので、英語の音はしっかりと入っているけれど、音が入っているからって、英語を書くことはすぐにはできないですよね。
やはり、日本の小学生が「あ、い、う」を学ぶように、英語だって「このアルファベットはこう読むよ」、「この文字はこんな音を出すよ」。ってことを学ばないと、その文字を見て読めないだけでなく、その単語を書いたりもできない。
そして、そのルールを時間をかけて学んでいる。
いきなり書けているわけではないのだ。
冒頭に書いたように、アルファベットの名前を言えても、アルファベットの持つ「音」を言えないと、英語の単語は読めないのがほとんど。
でも、そこは意外と気づかれていないこと。
日本人の子も、赤ちゃんや、幼稚園から英語をしていたとしても、どこかの段階で、「その音を聞いて英語を書く」、「この英語の単語はどうやって読むんだろうと」、英語を読んだり、書いたりするためのルールを学ぶというステップを踏んでいないと、自分が発する文字と、書いてある文字がつながっていない。
耳では理解できて、答えられていることも、実際に書くとなると手が止まっていたり、書いてあることが自力で読めていないということはないだろうか。
もし、そうであれば、英語の文字と音の関係を学んでから、英語の単語や文章に慣れ親しんでも遅くはないのではないかと思う。
英語をたくさん聞いて、たくさん話そうと言われても、いろんな表現を耳だけで聞いて学んでも、テキストに書いてある英語がよめないならば、自分で自主的に読もうとしても読めない。
学校の先生がいなくても、あるいはQRコードで読み取った音声を聞いたときに、どこの何を読んでいるのか、教科書に書いてある英文が目で追えているのか。
今どこを言っているか、すぐ探せるか。
暗唱していて、前から言わないと言えないってことにはなっていないか。
小学生のある変化
最近、フォニックスのレッスンをはじめた小学生。
習ったのはたった3文字だったのだけど、その3文字で作れた単語を読んだ時のうれしそうな顔が忘れられない。
間違いなく、書いてある英語の文字を、自分の力で読めた。
聞き取って書くこともできた。 大人から見たら、たったそれだけのこと?って思うかもしれないけれど。
小学生にとっては、本当に大きなきっかけだったと思います。
まだまだスタートしたばかりだけれど、読める文字が増えてくると、読める単語が増えてくる、そうすると、読める英語の文も増える。
「読める」しかも、「自力で読める!」って、こどもにすっごく自信を与える。
カタカナでとりあえず応急処置するのではなく、今後、この子が自分一人の時でも、自分の力で読めるように。
そして、自分で書けるように。
毎日一文字、一音ずつ学べば、45日。
学年が上になればなるほど、一回に取り組める文字数も増える。
早いにこしたことない部分もあるけれど、中学生だからって、全然遅くない。
むしろフォニックスって何って思った中学生、フォニックスを習うと、目からうろこ。
「知っている音から単語ができる」、「単語が読める」。という感覚を育てていけたら、何が書いてあるのかわかならいから英語がイヤになるスパイラルからは、早めに抜け出せるのではないかと思う。
そこを飛ばして、一気に行くことを選択すると、どこかでつまづいたときに、原点に戻れない。
何でつまづいているの?
国語力?
理解力?
実は、英語を読めていないことが原因だって、あ、り、う、る、かもしれません。
「Rhymoe® Phonics(ライモーフォニックス)オンライン」コース
コメント