日本語では同じように思えるけれど、英語では表現が違う
2021年度より、中学校の教科書がかわっています。
「自分について」や「友達について」紹介しよう、発表しようという内容は
教科書が新しくなってきても、どこかの単元で必ずでてきます。
そして、中学生にとって、身近な内容といえば、「何の部活にはいっているか」、「どんな教科が好きか」「何が好きか」などですね。
特に部活は、何部に入っているかで表現が変わってくるのです。
運動部と文化系によって表現に違いがある
○私はバスケットボール部に入っています。
○私は美術部に入っています。
大きなくくりとしては、部活動です。
しかし、入っている部活の種類によってこんな表現の違いがあります。
I’m on the basketball team.
I’m in the art club.
同じ部活なのに、teamとclubの使い分けしなきゃいけないのか。
しかもinとonって言うのも、違う。
じゃあ、teamならonで、clubならinって覚えておけばいいか。
その覚え方もありますね。
なるほど、そう考えると理解しやすい。
そして、運転していた時、たまたま聞いていたラジオから流れていたのが
文化系はclubで運動系はteam。
そうざっくり覚えておくと、区別がしやすい。
そして、一番聞けてよかったことが、なぜ、onとinでわけるのか。
確かに、先発メンバーとか、次の試合はこのメンバーで、など。
メンバーの名前がリストにon。
そこから運動系の部活は on the teamと考えると、腑に落ちやすい。
聞いていたラジオはボキャブライダーです。(2021/7/7の放送回879より)
テスト勉強していたり、問題集をといていると、ふと似たような問題に出くわすことがある。
ある例文をばしっと覚えていたら、「あ、野球部はI’m on the baseball team.だったから」ってすぐに自分に当てはめて書き換えができるかもしれないけれど、すべての例文を丸暗記するのは大変です。よく使う表現なら覚えておくと便利ではあるけれど。
そんな時は、まずは運動部と文化部で違うことを覚える。
そして「運動部はリストに載せるからon を使う。」みたいに、要所、要所を覚える方法もある。
この覚え方って、完全に個人差があるので、これは方法の1つ。
脳科学的にとか、○○的にとか、寝る前にちょっと覚えて、朝確認するとか、本当に覚えるためのノウハウはちまたにたくさんあふれている。
でも、これは個人差もあると思うので、早めに子どものタイプを見極めて、一番合う方法で取り組んでいけたら、お互いストレスがないと思う。
誰かにとっての最高は、誰かにとっては、全然合わないこともあるから。
個性の違いを目の当たりにして
この前、子育て支援センターの幼児の体育教室にちょっとだけお手伝いにいく機会があり、2コマほど年齢が違うグループに参加しました。
指導者は一人だけど、こどもの動き全員違うんです。
興味の先も違うし、同じように鉄棒、跳び箱、平均台って用意されていても、それらの取り組み方は、こどもの人数の数だけありました。
誰一人として同じ動きをした子はいません。
でも、もしここで、自分の子だけ違う、なかなから渡らない。
全部渡ってくれない、途中でおりちゃう。
鉄棒すぐに手をはなしちゃった。
周りと比べてしまうと、もうその子基準ではなくなってしまいます。
その子の個性や性格にあった方法。
同じことをしたとしても、これはこういうやり方があっているみたい。
隣の子は、すぐにした。
我が子は時間はかかるけれど、でも最後まで取り組んでいる。
同じものでも、我が子はこんな反応するんだ。
我が子は、こうなんだなと。
お母さんが我が子をしっかりみて、そして、その時のお子さんにあった取り組みをしていけたら子どもも思う存分力を発揮できる。
周りと比べる前に、まずは我が子と向き合ってみる。
我が子だけに、ただただ向き合うと、見えていなかった部分に気がつくかもしれません。
まだ磨いてない原石が埋まっているかもしれないですよ。
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