英検5級合格している小学生が、中学生になったときにぶつかる壁

英検5級に合格していても、単語を書いたり、声に出してその単語が読めるかどうかは別の話。

英検5級の目安って、だいたい中学1年生の英語レベル。

うちの子、英検合格したし、中学1年生の英語は大丈夫よね

英検合格者の意外と見落としがちな部分

英検5級に受かってるんだから、中学1年生の内容は大丈夫でしょう。

これ、半分当たってるし、半分は、見落としがちな部分。

 

実際に英検以外の問題集や定期テストを受けてみると、問題集がスラスラ解けていない。
定期テストで満点近い点数取ってくると思っていたのに、点数を見て驚愕。
こんな状況に陥っていませんか。

それは、実際に英語の文章を見て読めたり、単語が書けたりしてないからです。

 

英検と定期テストの違い

英検は、基本マークシートです。
英検3級のように、英作文もありません。

正解がわかり、その正解を正確にマークシートで塗ることができれば、正解。
でも、学校の定期テストや学校で解いている問題集はどうかと言うと、マークシートだけでしょうか。

リスニングなど選択肢はあるかもしれないけれど、やはり、自分の手で単語や文章を書かないといけないですよね。

知っているけれど書けてない単語ないですか。
声には出せているけれど、書けてない単語ないですか。

英検は単語が印刷してありました。
だから、正解を選べばよかった。

でも、定期テストは、単語を書く。
もしくは、全部の文を書くようになっている。

goを見て、「行く」って意味がわかってたら、文脈に合う単語を選べば正解になる。とは訳が違ってきます。

英検以外の問題集に取り組むときは

マークシートのような選択式ばかりになれてしまっていると、実際にそれ以外の問題を解くことになったときに、いくつか気をつけることがあります。

これは、英検を受けたからとかではなく、問題集を解くとき全般に言えることです。

中学1年生、文末のピリオドがよく抜けます。これ、定期テストだとマイナス1点。
YesやNoのあとのコンマを忘れがち。
選択肢からそのまま抜きだすと、文の頭が大文字になっていない。
単語と単語の間にすき間があいていなくて、読みづらい。

そもそも、そんなに英語の問題をどんどん書いていくという経験が少ないと問題慣れもしていない。

そのため、ちょっとしたミスが重なり、冒頭にあったように、定期テストで驚愕する場合もあるということです。

といっても、ちょっとでも早い年齢から中学1年生くらいの問題集を解いて、慣れさせたらいいのかといったら、それもまだ早いです。

文の仕組みとか説明が理解できて、理論的にも考えられる年齢になるまでは、問題集を解くよりもまず、英語の音をしっかり学び、英語のリズムを体感し、まずは自分の力でも読めるようになることが、問題集を解けることよりも大切です。

それぞれのテストにあった対策の仕方も大切ですが、なによりも、まず、英語の単語を見て、自分の力で読んだり、書いたりすることができているかということに、目を向けてみて下さい。

書いてある字が、意外と読めていない。正しく音が出せていない。

リスニングは満点だったけれど、もう1つの方はいまいちだった。
問題文を読んでみたら、読めない単語だらけだった。
意外と単語が書けないことに気がついた。

思い当たる節がありませんか。

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