【フォニックス】英語の音のルールに惑わされることもある

英語の読み書きのルールを知ると、自力で読める英語が増えてきます。そうすると、この英語の単語はこうよむのかなと思って、読もうという気持ちになる単語が増えていきます。ですが、ここで注意が必要なのは、すべての英語が最初に習得する45音の英語の音だけで読めるという訳ではないのです。

読み方のルールに迷うこともある

英語の読み書きのルールを学ぶフォニックスですが、ワンパターンではいかないこともあります。

先日、英語のテキストを読んでいると、herがでてきました。
このher(彼女の・彼女を)は、45音のフォニックスのルールで読めます。

なので、h,erのそれぞれの音を読むと、herと出す事ができると思います。

次に、hereがでてきました。

herを知っているので、her,eと小学生は読みました。

そう思ってしまうのも、無理はありません。

実は、このhereはひっかけ単語でした。

 

ひっかけ単語って何か覚えていますか。
そう、45音のルールでは、すんなり読めない単語です。

hereは、ひっかけ単語だったのです。
heと同じ仲間と思って下さい。

he(彼は)「へ」と読まないのでしたよね。
hereをどこでわけるかがポイント、he/rと考えます。

この単語もフォニックスを習うとよく間違う単語

 

whereとwere。

この単語も読み間違いが多いように感じます。

どこで切って考えるかがポイントです。

 

whereは。wh/e/r/と考えると、読めます。

wereは。w/er/と考えます。

hが無いだけなのに、

hereとだったら、wとhの違いだけなのに。

いろいろ思うところもあるかもしれませんが、あまり考え過ぎず、「こうなんだ!」というくらいにとどめておくのがいいですよ。

whereを習って、wereに行くと、だいたいの高確率でw/e/rと読んじゃいますね。

でも、逆に子ども達の言語習得の能力がすごいなと思います。

そもそも、これは、両方ともひっかけ単語なので、ちょっとしたコツが必要です。

いつもは、45音で読んでおいて、このように、ルールに合わないときに、改めて覚えるようにしたら、その方が負担が少ないと思います。

それから、文字だけを見るのではなく、英語の音読もとても大切です

目から文字をみる。
口から音をだす。
出した音を聞く。
聞こえた音を書いてみる。

得意、不得意、優位な感覚ってあると思うので、どうしても偏ってしまうと思いますが、できるだけ、声にもだし、音も聞き、書いてみる。これは、ちょっとずつでもやっていきましょう。

 

英語の音を45音習って終わりではなく、スタートです

45音を習って、それで英語の学習は終わりではなく、日本語ネイティブの子にとっては、スタートです。

45音の音を習得し、そこから、ひっかけ単語のようなルールも合せて学んでいきます。また、45音で音は学んで来ていますが、そこから、同じ音だけど、違うつづりをする同音異つづりも学んで行くと、自力で読める英語がどんどん増えていきます。

小学生のうちは、耳からの学習が多く、単語を書く量が少ないかもしれませんが、中学生になると、間違いなく英語を書くことが増えてきます。その時に、45音を習っているだけでなく、ひっかけ単語や同音異つづりのルールも、入っていると、スムーズに中学英語の教科書を見たときに、英語アレルギーの症状が出にくくなると思います。

子ども達が英語が嫌いになる理由の1つに、英語が読めないというのがあがります。英語が読めないと、英語を読む気になれない。英語が読めないと、書いてあることもわからない。だから、ますます読めない。という、堂々巡りになってしまいます。

逆に、書いてあることが読めたら、読めるということはクリアして、英語の単語の意味を覚えたりすることに、力を注げます。

英単語の意味がわかったら、内容も理解することができるようになります。

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