繰り返しって大事だなと再認識した瞬間
あんなにスラスラ言えていた英語の音素。
疲れていたのかもしれないけれど、ど忘れの限界を超え、すっかり吹っ飛んでいるじゃあ、ありませんか。
こちらがひっくり返りそうになった瞬間。
フォニックス学習したよね。
どんどん読んでいたよね。
あの時のあなたはどこに行ったの?
よくよく観察してみると、音を忘れているわけではなかった。
文字を見て、その音を表す部分がぐらついていたのだった。
文字と音の一致があいまいになっていた。
それプラス、42音で音素習得が止まっていたので、同音異つづりも学習しなくちゃと思った。
音素表で確認
テキストにでてくるたびに、その単語の音を確認するよりも、まず当時の勘を取り戻すべく、音素表を再び取り出す。
その音素表をみて、文字をみながら、音を言っていく。
あいまいな個所をいくつか発見。
再度、音素を確認していく。
そこでさらに観察すると、かなり自己流になっていたことが判明。
口の形が違っていたり、口が十分開いてなかったり、舌の位置が違っていたり。
さらには、ダイグラフ(2つの文字で1つの音をあらわすもの)があいまいになっていたり。
現在地の確認がいろいろできました。
間違いが多くなった時には、前に戻る勇気も
先に進んだのに、前に戻るというのは、子供にとっても、大人にとってもプライドが、、、。という気持ちになる人もいるかもしれませんが、これはとても大事です。
むしろ、それを無視して先に進み続ける方が、どんどん沼にはまってしまいます。
泥沼に足をすくわれると、先に進むのに、足をとられてなかなか進めません。
一回、その沼からでないと、思うように動けないんです。
それが、一回戻るということ。
泥沼を先に進むよりも、一回引き返して沼からでましょう。
そして、沼ではなく、踏んでも沈まないように足場をしっかり固めましょう。
一回していることは、回路がもう一度つながれると、ぴぴぴっと理解も早いです。
定着のためには、繰り返しは必須でした
レッスンでも、習った音素を何度も繰り返し、繰り返し行っています。
同じ方法で繰り返すこともあれば、形を変えて繰り返すことも。
とにかく、習いっぱなし、習ったらそこで終わりにしていると、習ったことは活かされません。
英語がどんどん読めるようになった子も、改めて、一つ、一つの音素を確認してみたら、あいまいになっているかもしれまん。
単語が読めているのに?と思うかもしれませんが、最初の文字を見て、よく見慣れている単語を言っているだけのこともあるんです。
人は、全部をみなくても、なんとなく読めてしまうという能力があります。
なので、読めるのに、実際に単語を書くとなると、書けなかったりすることもあるのです。
どんどん進めるとうれしい、親も子もうれしい。
ただ、ちょっとでも、違和感があるときは、立ち止まってみましょう。
繰り返しって、一瞬面倒だなって思ってしまうと思うけれど、やっぱり繰り返しやっててよかったと思う瞬間が来ます。遅かれ早かれ。
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