【フォニックス・小学生】習った英語のルールを自分なりに使っているんだと思えた瞬間

小学生が一生懸命英語を読もうとしている姿に感動

英語のテキストにでてくるすべての英語が、基本的な英語の音の45音だけでは読めないのですが、それでも、懸命に、はじめてでてきた英単語も習ったルールで読もうとする小学生の姿を見ると、
感動してしまいました。

読もうとしているっていうところがすごいでしょう。

どうせ読めないから、もういいや。ではなく、なんとか読んでみようとする。

実際に、読めない状態が続くと、本当に、読みたくなくなってしまうので、なんとしても自力で読ませようとしないで、適宜サポートを入れていきます。

 

こんな読み方をすることも

最近、立て続けにでてきた読み間違い、「my (私の)」という英単語の読み方です。

なぜか、myをミーと発音するのです。

しかも、一人だけではなく、何人か。

なぜかな。
このmyも、残念ながら45音のルールでは読めませんが、同音異つづりというルールを学ぶと、読めるようになる単語です。

ルールを知るというよりも、頻繁にでてくるので、「こう読む!」と覚えたらいい単語でもあります。

ジョリーフォニックスでは、ひっかけ単語という表現をしていますが、一般的にはサイトワードといわれています。

サイトワードとはその単語がでてきたら、パッと読めた方がいい単語です。

ルールとかじっくり習う前に、「習うより慣れろ」的な単語と思ってください。

そもそも英語が母語として育ってきたこどもであれば、赤ちゃんの時からこれらの単語はたくさん耳にしているだろうし、読み聞かせで聞いてきたり、見たり。
また、子ども自身が絵本をみたりしながら、触れてきている単語だと思います。

耳慣れているもの、よく目にしているものを、文字をみて読んでみようって言われたら、意外と読めたりしませんか。

でも、日本語ネイティブで育った子ども達は、ちょっと状況が違うので、ルールと組み合わせながら覚えていくことも一つの手段だと思います。

日本語のネイティブの子ども達は、無意識だと、英語に触れている時間や英語に触れる機会が圧倒的に少ないですよね。

自分なりにルールを考えて読んでいる

話がそれましたが、なぜ、myをミーと読んだのか。
私なりに考えてみたのですが、yを/ee/の音で読む事が多かったので、
それでm,eeで、ミーと言っているのかなと。

「y」は、この文字単独で読むと、ほぼ日本語の音(カタカナ)で表現するのが難しい音を出します。それでもがんばってカタカナで表現しようとはしますが。

あまりカタカナに頼らずに、出せるようになりたい音ですね。

カタカナ表記するにはハードな「y」の音ですが、
実は意外にもこの「y」って音、みんなだせているのです。
でも、「y」だけ抜き出して言おうとすると急に出せなくなる人が多い。

「yes」が言えていたら、「y」も出せているのです。
なので、自信を持ってだしていきましょう。
ライモーフォニックス
yは、単独の「y」という音の他に、「ie」と読んだり、「ee」という音で読んだりします。

myをミーのように読んだ子たちは、

sunny,rainy,cloudy,happyという単語を
よく目にするし、よく声にだしています。

なので、これら上記の単語を読んでいたから、myも、同じように読んだのかなと思ったのです。

読み方は実際とは違ったけれど、自分の中でルールを見いだした結果なのかなと考えると、子ども達、逆にすごいじゃないかと思います。

ただし、1回自分の中で作ってしまったルールが、なかなか変えられない子もいるので、そこは、根気よくサポートし続けていきたいと思います。

 

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