小学生の英語あるある
特に、学校でローマ字を習う小学3年生から、それ以上の学年は「ローマ字は英語ではない」ということをちきっと認識しておかないと、ローマ字も英語の仲間くらいの認識で、これからの英語学習を続けていくことになってしまいます。学校でローマ字を習ったあとに、フォニックスに出会った生徒は、かなりの衝撃だったようです。
ただ、その衝撃が大きかった分、しっかりと認識できて逆によかったみたいです。ローマ字は、自分の名前を書くときや、パソコンのローマ字入力を使うときに、多少知識として知っておくくらいのつもりのスタンスでいた方がいいですね。入力も、打っているうちに身について行くので、頭の中だけで考えないで、実際に入力してみましょう。
それから、ローマ字は、中学1年生の1学期中間テストで書く確率が高いです。
はじめなので、試験範囲も狭く、100点分を埋めるために、ローマ字がでてきます。
納豆とか、寿司とか、自分の名前、地名など。
えー、大文字のAは(エイ)で、小文字のaが(ア)じゃないんですか。
こう思い込んでる小学生たくさんいます。
「フォニックスを習った」っていうところがポイントで、もしかして、フォニックスを意識して習ってなかったら、それさえも気づかずに、これから先も英語学習を続けていたんだろうなと思えるセリフ。
アルファベットに大文字、小文字はあるけれど、大文字だから○○ってよむ。小文字だから○○って読む。というルールではなく。大文字であろうと、小文字であろうと、名前読みでよむか、音読みで読むかの違いです。
英語を読むときは、音読みで読むと読めることが多いけれども、ルールによっては、文字が名前読みになることもある。
そういうことも知っておくと、今後の英語学習に役立ちます。
とりあえず、アルファベットの大文字は、名前読み(エイ、ビー、スィ)としか読まないという思い込みから卒業しよう。
うちの子、あんなに曜日がスラスラ言える。
すっごく早く、アルファベットが言えるのね。
と、思って、さぁ、曜日書いてみて、英語を読んで見て、木曜日は?って言って、同じようにできるかは、英語をみて言える練習、書ける練習、瞬時に言える練習をしていく必要があります。
英語って段階があって、赤ちゃんは、最初から文字を読める訳ではないし、クレヨンを持って字が書ける訳ではない。
最初は、お母さんや、周りの大人、いろんな人が話す声や言葉をたくさん聞いている時期。
それを言って真似る時期。
自分の意思を言葉にできるようになる時期。
そして、ものをもって、紙に書いて手を動かす時期。
いろんな段階があります。
そして、もし「書く」なら、文字を書けるようにしていかないといけないし、「読む」ようになるには、この文字はこう読むと知っていかないといけない。それぞれ、年齢や学年、発達段階にあった時期に、適切に学んで行くのが、無理のない学び方かなと思います。
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