学校の英語の教科書をみて感じること

英語の同音異つづりって何?

中学生の指導をしていて感じることは、英語の音素45の先の、「同音異つづり」までしっておくと、英単語の取り組みがまた違ってくるということです。

同音異つづりとは、同じ英語の音だけど、文字が違うこと。

例えば、see「見る」は、sとee という音の組み合わせでできています。

sea海は、sとeaという音の組み合わせです。

ee とeaは文字としては異なっていますが、音は同じ【i:】という音です。

 

小学校にしても、中学校にしても、教科書にでてくる単語は、残念ながら、45音だけでは、すべての単語が初見で読めるとは限りません。

音としては、聞いている、知っているけれども、いざ、単語で書くときには、45音の文字だけでは表すことができない単語がたくさんあります。

小学校では、できるだけ耳から英語の音を取り込んでいきます。
どちらかというと、英語に慣れ親しむ感じです。

でも、小学校によってかなりの差があるので、お子さんの小学校での英語の授業の話を聞いたりして、また、宿題がでているかなども確認してみてください。

実際に、お子さんに聞いても「よくわからない」という返事が返ってくることの方が多いと思います。そもそもテキストを持って帰りませんから。

そして、途中話が飛びましたが、中学生になって、小学校で聞いてきた単語を実際に書いていくようになります。もちろん、中学生になってから習う新出単語もどんどんでてきます。

この前、中学生が単語をしているときに話していたことですが。

小学校の英語の時間ってあんまり英語を書いた記憶がない。

ゲームしたり、歌を歌ったり、こんなにどんどん英語を書くっていうのは、中学生になってからだ。

 

書いていなかったものを、いきなり書くというのは、かなり大変なことです。
特に、英語の音と英語の単語が一致していないと、それは未知の語を書くような状態です。

そして、覚えるために、無理矢理ゴロ合わせにしたり、ローマ字にあてはめたり、いろんな努力をします。

でも、その努力は少し軽減できます。


英語の音素45音を学習した後に、同音異つづりも学んでおくと、新出単語がでても、「こう読むかも」と予測をたてる範囲が広がります。

 

そして、それでもまだ複雑なルールはその都度、覚えていけばいいんです。

とってもいいルールを学んでも、学び続けることは、必要です。

知ったから、これ以上覚える必要なくていいという訳ではなく、100%だった丸覚えの負担が減るから、今後たくさんの新出単語がでてきても、これらのルールで「自分で読むこと」「自力で書くこと」の負担が減ると言うことです。

実際のレッスンでも、eatがでた時、leaveと言う単語が出たときも、eaにさっと印をつけ、このea は、あのee と同じだねというと「あぁ、あれね」と言う風に理解し、すぐに読むことができます。


これができるのも、まずは基本の45音を知っているから、理解までの時間も短いと思います。

中学生とは書いていますが、leaveという単語は小学校ででてくる単語なので、小学校の授業で体系的にフォニックスを習っていくというのは、理想だなと思います。

できるだけ、いろんな英語の表現に触れる、英語の音に触れる、英語に慣れ親しむことがさらに、加速、相乗効果がでるために、フォニックスの習得はオススメです。

 

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