小学生が英語の読み書きを習いはじめのころによく見られる勘違い3選

英語を習いはじめ、特に英語の読み書きを習いはじめた小学生のほとんどの口からでてくる言葉をあげてみました。

自分のお子さんにこんな質問をされた経験はないですか。

またその時に、どんな回答をしていますか。

もし、お子さんに質問されても、その時慌てないために、どんな勘違いが多いのか事前にしっておくと、返事に困らなくなりますよ。

英語の読み書きを習いはじめるお子さんがいらっしゃったら、お母さん、お父さんも以下のことを事前に知っておくと役立ちます。

英語のアルファベットには、よく知っている/エイ/、/ビー/、/シー/という名前の読み方と、/ア/、/ブ/、/ク/という音がある。
(今回あえてカタカナ表記をしていますが、実際に英語を発音するためには、このカタカナ表記での覚え方は、極力しないようにしましょう)

「英語の読み書き」を習いはじめるとでてくる質問

ローマ字を英語だと思っている

まるるん
まるるん

ローマ字って英語じゃないの⁇

ローマ字を英語だと思っている小学生、意外と多いと思います。
特に、学校でローマ字を習う小学3年生から、それ以上の学年は「ローマ字は英語ではない」ということをちきっと認識しておかないと、ローマ字も英語の仲間くらいの認識で、これからの英語学習を続けていくことになってしまいます。

学校でローマ字を習ったあとに、「英語の音」の部分に出会った生徒は、かなりの衝撃だったようです。ただ、その衝撃が大きかった分、しっかりと認識できて逆によかったみたいです。

ローマ字は、自分の名前を書くときや、パソコンでローマ字入力を使うときに、多少知識として知っておくくらいでいた方がいいですね。

ローマ字での文字入力も、打っているうちに身について行くものなので、頭の中だけで考えないで、実際に手を動かして入力してみましょう。

それから、ローマ字は、中学1年生の1学期、英語の中間テストで書く確率が高いです。
はじめなので、試験範囲も狭く、100点分を埋めるために、ローマ字がよくでてきます。
納豆とか、寿司とか、自分の名前、地名など。

お父さん、お母さんの時代のローマ字の書き方ともちょっとずつ違っているので、要注意。

アルファベットの読み方

英語の文字と音を習った小学生から、必ずといっていいほどでてくるセリフ。

えー、大文字のAは(エイ)で、小文字のaが(ア)じゃないんですか。

こう思い込んでる小学生たくさんいます。

「英語の音を習った」っていうところがポイントで、もしかして、英語の音を意識して習ってなかったら、それさえも気づかずに、これから先も英語学習を続けていたんだろうなと思えるセリフ。

 

アルファベットに大文字、小文字はあるけれど、大文字だから○○ってよむ。小文字だから○○って読む。というルールではなく。大文字であろうと、小文字であろうと、名前読みでよむか、音読みで読むかの違いです。

英語の読みかたのルールは、たくさんあるので、新しく出てきたときに、これはこんなルールだねというくらいで、いかにもお勉強、ルールをきちんと覚えさせなければと力む必要はありません。

とりあえず、アルファベットの大文字は、名前読み(エイ、ビー、スィ)としか読まないという思い込みから卒業しよう。

キラキラ星にあわせてアルファベットの歌がスラスラ言えていても

キラキラ星に限らず、歌にあわせて、アルファベットの歌を歌ったり、曜日の歌を歌っていても、歌う事と「書ける」「読める」ことはまた別物と思っておく方がいい。

うちの子、あんなに曜日がスラスラ言える。

すっごく早く、アルファベットが言えるのね。

と、思って、「さぁ、曜日書いてみて」、「この英語を読んで見て」、「木曜日はなんて書くの」って言って、それができるかは、英語をみて言える練習、書ける練習、瞬時に言える練習をしていく必要があります。

 

英語って段階があって、赤ちゃんは、最初から文字を読める訳ではないし、クレヨンを持って字が書ける訳ではない。

最初は、お母さんや、周りの大人、いろんな人が話す声や言葉をたくさん聞いている時期。

それを言って真似る時期。

自分の意思を言葉にできるようになる時期。

そして、もの(クレヨンやペン、鉛筆など)をもって、紙などに書いて手を動かす時期。

いろんな段階があります。

歌が歌えるのは、たくさんその歌を聴いて歌えるようになってきたから。
そして、もし「書く」なら、文字を書けるようにしていかないといけないし。
文字を書くということを1つとっても、発達段階があります。物を握って「書く」ための筋肉などが発達していなければ、物をもって書くということもできません。

「読む」ようになるには、この文字はこう読むと知っていかないといけない。

それぞれ、年齢や学年、発達段階にあった時期に、適切に学んで行くのが、無理のない学び方かなと思います。

楽しみながら、英語のリズムや読み書きを学びたい小学生向けのコースはこちら
「英語のリズムと読み書きを楽しく学ぶ」コース【小学生】
中学英語を意識した、小学校5,6年生向けのコースはこちら
「中学英語への橋渡し」コース
英語の土台を固め、英語を得意科目にしていきたい中学生向けのコース
「志望校合格を目指す基礎~発展」コース

コメント

タイトルとURLをコピーしました