小学生が英単語を読までのプロセス
まずは、英語の文字、一文字、一文字の音を知るところからスタート。
一番はじめは、a,t,s,u,h,mなど、それぞれの文字の音を学んで行きます.
そして、その文字を読めるようになったり、または、書けるように練習します。
アルファベットの文字を書く事も、読むことと同時にはしますが、いきなり書くと言うよりも、文字を見て言えるようになっていくことが先ですね。
そして、ある程度文字を習うと、その文字を組みあわせてできる単語が作れます。
例えば、この上記の6文字、a,t,s,u,h,mで、atやsat,ham等が文字を組み合わせて作ることができます。
習いはじめは、2文字でできる単語だったり、3文字の単語だったり。
その2文字や3文字を続けて言えるようになると、その文字の組み合わせを読む事で、自力で書いてある単語が読めるようになっていきます。
その成長の過程を間近で見る機会が多いので、毎回一人感動しています。
子ども達は、何がすごいのかがわかっていないんだけど、すごい事なのよ。
小学生の英単語の読み方のよくあるパターン
小学生などは、1回で目に入る単語の文字数は、2~3文字くらいなのかなと思います。
なぜかというと、
小学生、単語が長くなると読むのをあきらめる子が多い。
文字の音を習っていても、最初の時点でパッと読めないと、途中であきらめてしまう小学生が意外といます。
せっかく読もうとしているのに、そこであきらめてしまうと本当にもったいない。
この先も「どうせ長い単語は読めない」とあきらめてしまうので、そんな時は、その文字1個、1個に、読みボタンを書いていきます。
この読みボタンを書くと、1つ、1つの音に注目できるので、まずは、その文字を読んでみようと思えます。
その時も、ただ単に文字にボタンを書いていけばいいのではありません。
音のかたまりがとらえられているかがポイントです。
たとえば、September。
それぞれの文字なんだから、9個書いたらいいんだな。
実は、NGです。なぜかというと、Septemberは8個の音からできているからです。
2つで1つの音、3つで1つの音なんかも存在するので、そういう知識も必要になってきます。
自分で書くのはまだこの段階では難しいので、大人がサポートします。
大人がサポートしなくても、自分で音ボタンを書けるようになるということは、音が分かっているので音ボタンがなくても読めるのようになってきています。
一足飛び、いきなりジャンプではなく、段階的なサポートが必要であると感じます。
単語を読むときも、最後の文字まで読むのを見守っていてください。
読んだら終わりではなく、その音をつなげて読むのがポイントです。
それについては、また詳しくどこかで。
他にもあるこんな英単語の読みかた
小学生って、どれだけその単語に触れてきたか(聞いてきた、読んで来た、見てきた)に反応が比例していると思います。
小学生は最初の文字だけを見て、単語を読もうとします。
June,July,January
最初のJが一緒なだけなのに、よく使うのを読んだりすることも。
単語の全体を見ていないんだろうなとも思います。
どれが、単語のかたまりかという認識もまだ浅いのかな。
そういった意味でも、たくさんの音に触れていく、知っていく経験も大切です。
ただ、何回もでてきているのに、よく読み間違えたり、書き間違えたり、うっかりが多い時には別のことが原因かもしれないので、そこはよく見てあげて下さい。
フォニックスということが身近に浸透してきて、丸暗記の時代とは全く違う過程をたどっている小学生。
自分が発している言葉は、文字で表すとどうなるんだろう。話している英語って、英語で書いたらどう書くのかな。と思い始める時期があったら、そのタイミングを見逃さないでください。
英語を書きたいという気持ちの芽生えを、丸暗記学習でつぶさないで。
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