試験勉強は問題集を埋めることと、答え合わせをすることではない

試験発表があってから問題集を埋めるのは遅すぎるのです。
でも、いつも問題集を開くのが、試験発表があってからになっていませんか。

試験勉強が、問題集を埋めることでほぼほぼ終わっている

確かに、提出物はきちんと出すと言うことは、必要最低条件です。
提出日については、ほとんどの学校が、試験の日までということになっていますが、次の日が試験なのに、提出物が終わらない、どうしよう。

○問題を解くというよりも、解答を問題集に写しているという状態。
○あるいは、やっと問題集を答え合わせしている状態では、テストの勉強が全然できません。

学校によっては、学校から配布された問題集を、勝手に自分のペースで進めてはいけないとか、宿題にでてはじめて取り組めたり、授業中に一緒にしたり、いろんな使い方をされていているので、あまり言えませんが。少なくとも、授業で習ったら、その問題集のページに取り組むということをしなかったら、その日に習ったことはあっという間に頭から抜けていきます。

後でまとめてしようというのはなかなかできません。

問題集話あれこれ

私は問題集には直接問題を解いて書き込む派なので、問題集の問題をノートに写して、それから問題を解きましょうって宿題が出された時は、正直「めんどくさい」と思いました。

間違ったところは、解答をきちんと写し、解説も書きましょう、って言われている生徒もいたけれど。問題集の問題もノートに写していればまだその1冊でいけるかもしれないが、解答のみノートに書くタイプは問題集とノートの2冊持ちになってしまう。これは「めんどくさい」(2度目)

自転車通学ならできないけれど、バス通、電車通では、テキストなどを開いて勉強する姿を見ますが、乗り物内での2冊持ちって持ちにくいし、いちいち書いている解答をノートでチェックって、座席が確保されていたら多少できるかもしれないけれど、立ってたら、2冊持って、目をしょっちゅう、問題集とノートを行き来するのは大変でしょう。

1回目はノートに、2回目は直接書きこむために、そういう方法をとっているのかもしれないけれど、問題集にはじめから書き込んで、何周もする方がいいようには思うけれど。

でも、先生には先生の考えとやり方があるので、どうしても自分に合わない方法の場合は、先生に相談するのもありではないかと思います。すべてが、すべて同じようにするのは難しい場合もあります。やり方に文句を言うのではなく、あくまで相談です。

いつも肝心な「鍛える」まで行けていない人

問題集をやりきる話から、かなり飛んだかもしれませんが。
試験勉強で問題集を範囲まで答え合わせをするところまででギリギリという人は、肝心な試験勉強ができていません。

○試験勉強は、これらの問題集をすでに解いておいて、改めて、自分がどこでつまづいていたのか。

○その問題をした時にはできていなかったけれど、今はわかるかどうかを確認したり。

○そして、「今」の時点でできていないところ、わかっていないところ、まだ覚え切れていないところに絞って勉強します。

つまり、提出日前日に、答え合わせをしていたら遅いのです。いつ確認、復習、練習をしますか。

準備不足で試験を受けて、試験終わったとたんに、試験の内容を忘れて、そして、受験生になったときにまた1から勉強しないといけないって、それこそ効率が悪いと思いませんか。

身につかないうちに、また新しいことを学ぶ。
ただし、英語に関しては、ページ数の範囲はあるけれど、be動詞、一般動詞、主語や動詞などわかっていないと、いくら新しい単元がでてきても、そこをしっかりと自分のものにしておかないと、使いこなせません。

試験期間がうまく使えていない人は、その日の授業の復習をその日のうちにするという方法も取り入れてみましょう。

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